幸色のワンルーム

2話−②あらすじ

幸は、壁一面の写真の中から一枚だけ幸の写っていない写真を見つけます。

夕焼けの写真に、お兄さんが好きな写真なのかと尋ねますが、青年は嫌いだと言います。

 

「綺麗な夕焼けは、昔を思い出すから嫌なのだけど、あの時を忘れてはいけない気がするから飾っているんだ」と。

幸も「夕焼けを見ると、家に帰らなくちゃいけないから好きじゃない」と言います。

でも青年のおかげで、「夕焼けが少し好きになったし、夕日が綺麗なことに気づけた」と写真を見つめながら、幸は話し続けます。

 

「世界の見え方なんてその人の心次第だし、自分の親がもっと優しい人だったら、夕焼けを嫌いになったり好きになったりもしない。嫌な思い出だって無駄じゃないと思う」

急に恥かしくなったのか、「嫌なことなんてないほうがいいけどね」と照れ笑いしています。

 

幸のいつもより大人びた言葉に、青年は「幸は本当に14歳?なんか考え方が大人だなって」と感心しますが、幸は“可愛げがないってこと?”としょんぼりします。

青年が褒めてるんだと頭を撫でると、幸は頬を赤くして「もっと撫でて!」と、初めて人に撫でてもらえた、と喜びます。

悟ったようなことを言う幸ですが、本当は自分に言い聞かせるために言っているのでした。

 

夕日に感動したのは本当のことだけれど、青年との暮らしを選んだ自分に「大丈夫」と言いたかったのだと。

幸はいいことを思いつきます。

青年にカメラを向けシャッターを切ります。

そして、これも印刷し、壁いっぱいの写真を二人のものに変えていこうと提案します。

 

青年は驚きますが、「幸はいつも楽しそうだね」と嬉しそうに笑います。

幸は二人の関係が歪んでいることもわかっていますが、それには蓋をし、少しでも「幸せ」だと思えるなら、それにすがりたいと強く思うのでした。

 

2話−② 感想

やっぱり名前があると、ぐっと作品に気持ちが入りやすくなりますね。

今回は幸ちゃんの気持ちがいっぱい出てきました。いつも軽口をたたいて子供っぽい様子ですが、本当はもっと大人っぽい女の子のようです。

辛い気持ちに蓋をするのが上手になりすぎてしまったんでしょうね、きっと。

今回のように「昔のことがきっかけで夕焼けが嫌い」みたいなことっていっぱいありますが、少しでも「嫌い」より「好き」が多いほうがいいな。

 

中学生の頃、担任の先生がテレビ番組に影響されて「よかった探し」を始めて、“うざ〜”と思ったことがありました。

でも年齢を重ねて、悪いことが起きた時でも、この程度で済んでよかったとか、こっちじゃなくてよかった、と切り替えることができるようになって、「よかった探し」も悪くないなと思えるようになりましたよ。

先生の言っていた「よかった探し」がこれであってるのかは不明だけど!おっと、なんだか話が違う方向へ向かってるぞ。次回はなんと!幸のヌード…?

 

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幸色のワンルーム

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