『夫の事情妻の秘密』のネタバレと感想・無料で試し読みする方法

スパイのミシェルと妻のココ・ルノ、二人は夫婦というより主従関係のよう。

結婚した理由は色々あれど、やはり2人はそれ以上の気持ちを抱いている。

ネタバレと感想を交えて書いていきます!

『夫の事情妻の秘密』のネタバレ

シュッ

「おい!」

「眩しい!急に開けるな!」

「もうすぐバージル様がお迎えに上がられますよ」

「あと5分・・・」

「かしこまりました。5分後にまた参ります。」

そう言って家政婦は主人の部屋をあとにした。

そして食事の支度を続けるココ・ルノ。

 

ドタドタドタドタ

 

「ココ・ルノ!ココ・ルノ!

なんでもっと早く起こさないんだ!」

「旦那様があと5分とおっしゃられたので。

ご命令に従いましたが・・・申し訳ありませんでした。」

そして食事をする主人の側に立ち、

命令を受ける準備をするココ・ルノ。

突然犬が鳴き始めるのと同時にチャイムが鳴り、

一人の大柄な男が家に入ってきた。

「やあ、元気かい?リオ」

「バージル」

「おはようココ!調子は?」

「おはようございます。好調ですよ。」

「旦那様、軽食とコーヒーです。」

「ああ、ありがとう」

「行ってくるねココ!」

「行ってらっしゃいませ」

 

 

車の中で

「お前ら、主人と家政婦じゃねーか

ココとお前、夫婦だろ?」

「僕達のことだ。他人が口出しするなよ。」

「他人から見るとお前たちの結婚はおままごとだぜ。

親父さんの名だからって。ココがかわいそうだ。」

 

代々スパイを営むノルマン家の3代目当主ミシェル。

その家にはミシェルと妻のココが住んでいる。

先ほどの家政婦の仕事をして、ミシェルを旦那様と呼ぶココは、

家政婦ではなくれっきとしたミシェルの妻なのです。

ココ・ルノとの結婚はいわば政略結婚だった。

元々ミシェルの家系はスパイの家系であり、

母はスパイ業務、父は奥にために働いて、

ムダに広いこの家には僕と家政婦のカミュ・ルノしかいなかった。

“ルノ”という名前は我らの一族に使える家政婦の一族であり、

一人前になったときには”ルノ”から使用人を一人迎えるのが伝統となっている。

僕はカミュが好きだった。

母が家にいなかったためカミュが育ての親と言っても過言ではない。

おとなになったそろそろ結婚・・・

周りに急かされたる度に面倒くさくなり、

女には困っていなかったし。

どうせ”ルノ”を一人迎えるのならば、

いっそそれを妻にしてしまえば面倒がないと思った。

それが彼女、ココ・ルノだった。

要するに、結婚をせかされるのも面倒くさいから、

家政婦のココ・ルノを妻としてしまえばそれが無くなると思ったから結婚した。

でも関係性はこれまで通り主人と家政婦。

家政婦も妻も同じだと思っていた・・・

そしてミシェルが家を開けている時は、

ココ・ルノが一人で家の安全を守っていることなど知らなかった。

 

 

その晩

ミシェル宅の正面玄関に月夜に映し出された二人の影。

その影に向かい立つココ・ルノ。

 

ガシャーン

 

玄関のガラスが割れる音を聞き、構えるココ・ルノ。

「家政婦しかいないはずだ。

殺してや・・・」

そういう男の背後に一周んで回り込み、

顔面に見たこともない巨大なナイフを突き立て、

「私をお探しで?」

銃を乱射する男ですが、弾丸の飛ぶ方向にはココ・ルノはおらず、

どこかに身を隠しました。

「おい!俺まで死んじまうだろうが!」

「大丈夫です。」

「お二人とも、殺して差し上げますから。」

そう言ってメイド服のスカートの裾を破り、

よく切れる刀を取り出し男2人を始末し、

その死体を※※して、※※に※※しました。

そうして家の中に飛び散った血痕を掃除しながら一言。

「旦那様、今度はどこに敵を作られたのかしら。」

そう言うココ・ルノのメガネにも大量の血痕がついており、

スカートもさきほど破ってしまったので使い物にならない。

それよりも、主人に見せられる状態ではなくなってしまいました。

 

 

翌日

「ただいま」

「おかえりなさいませ」

「君・・・私服・・・」

仕事から戻った主人を迎えたココ・ルノは、

いつものメイド服ではなく、私服姿でした。

「どうぞ、お召し上がりください。」

「い、いただくよ」

そう言ってミシェルが席につくと同時に、

ミシェルのコートを預かりタンスにしまうココ。

な、なんか夫婦っぽいぞ!

最近ずっと考えていた。

君、僕のことどう思ってんの?

一族の決まりだからついでに結婚もしたわけ?←お前が言うな

 

 

「そんなことが言いたいんじゃなくて!

名前で呼んでほしいんだ!」

僕は何言ってんだー!

うわああ!唐突すぎだろ!何言い出してんだよ!

 

「わかりました。ミシェル様」

「ごめん、もう一回言ってくれるか?」

「ミシェル様」

「もう一回」

「ミシェル様」

 

よくわからない関係ですが、

ミシェルもココ・ルノのことを完全に家政婦と思っているわけでもなく、

自分で引いた線引きを自分で超えることになってしまいました。

なんだかんだ楽しそうでなによりですが、

まだミシェルはココ・ルノの殺人術を知りません。

まだまだこれから明らかになる部分が多いので、

期待できる漫画です!

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