ゲイの主人公28歳大村が家に帰ると40億歳の雷神・雷遊がいた。

「神でいるのが嫌になった、お前俺を人間にしろ」

雷神との出会いはリーマンの人生をどう変えるのだろうか?

ネタバレと感想を書いていきます!

 

 

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『雷神とリーマン』のネタバレ

小さな会社で営業をしているサラリーマン大村28歳。

ゲイだ。

 

ゴリゴリのゲイであり2年前に男に惚れ、

その男に彼女ができたことで失恋して以来、

自分のアイデンティティに自信が持てなくなってしまった。

 

仕事は基本的にはてっぺんを回るまで続き、

疲労困憊の中最寄り駅に着き、牛丼を買って帰るのが至福のひととき。

特に趣味もない、面白みのない日々が続く大村。

 

その日もいつも通り残業から帰宅し、

いつものように鍵穴を回すと、

俺の部屋に、不審者が訪れた。

 

その不審者はキャップを被り金髪、耳はエルフのごとく尖り、

黒く宙に浮く雲に乗り、地面からは30センチほど浮遊していた。

思わずドアを閉め、一旦落ち着くことに。

 

「どやってはいったん?高校生くらいの子供?

誰?強盗?押しかけ強盗っていうやつ?ていうかなんか、

浮いてた?」

 

パニック状態に陥っていると玄関のドアが開き、

大村に激突。軽く吐血するも致命傷ではない。

 

「おい人間、貴様この部屋の主か。」

 

何やこいつ変な格好して・・・

コスプレ?っていうか、浮いてる。めっちゃ浮いてる。

どういう原理や、ついに幻覚も見るようになってきた。

 

「聞け人間。我が名は雷遊。

人間たちに雷神と呼ばれている存在だ。

だが少々長生きしすぎてな。神でいるのが嫌になった。

だから人間になろうと思う。」

「人里を求め天から降りて、

ちょうどこの部屋の外に落雷した。

天啓と思え。お前、俺を人間にしろ。」

 

あ、これはプッツンしてる感じの人

よくあるインチキ宗教家の方かな?

刺激しないように110番に電話をかけようとする大村。

 

すると不審者の手から電撃が走り、

大村のスマホを直撃。瞬間大村のスマホが消えた。

 

「聞いているのか?消し炭にするぞ」

 

え、なんやこれ。スマホがなくなっている・・・

 

「もう一度は言わんぞ、俺を人間にしろ。

いいか、俺はお願いしているのではない。

否と言えば太陽よりも高温の俺の雷が落ち、

お前を構成する全てを分解し消滅させる。

これは命令だ」

 

雷遊さんとやらの話している内容に、

脳の回転が追いつかない大村はついにプッツンしついに反撃に出る。

 

「それが人にものを頼む態度かガキ!

こちとら疲れてんねん!は夜風呂入ってねなあかんのや!

消し炭にするならはよせえ!

今すぐ消えても何の後悔もないわ!

跡形なくいなくなるなら願ったり叶ったり

失うものもあれへんわ!」

「・・・何を怒っておるのだ?」

「いきなり脅されたら、怒りもするやろ・・・」

「脅してなどいない、消すと言っただけだ。」

「それを脅してるっちゅうんや」

「ではこうしよう、お前が俺を人間にする代わりに、

俺はお前に満足を与えてやろう」

 

は?

∵←のような顔になる大村

 

「どうすれば人間になれるのか俺にもわからん。

時間はかかっても構わん、お前が生きているうちに俺を人間にしろ。

そしてお前は今すぐ消えてもかまわないと言った。

消えたいなどとは思わないようお前の人生に充足を与えてやろう。

それで文句あるまい」

 

「いや、人間にするとかどゆことやねん・・・」

 

「ここに落雷したからだ。」

「もっと適任がおるやろ。なんか、坊さんとか。」

「必要ない、もうお前に決めた。」

「お前が途中で死なぬよう何があっても守ってやろう」

「いや、出てってください。」

「人間になれるまでお前から離れん」

 

こうして大村は人の身であるにも関わらず、

神を人間にするという前代未聞の大業を仰せつかることになってしまいました。

 

そもそも神ってなんだ?

そこから大村は一歩一歩理解していくことになる・・・

 

 

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『雷神とリーマン』を読んだ感想

第1話1ページ目から「ゲイや」とカミングアウトされていたので、

BL系かな?と思ってしまったのですがBL系ではないです。

 

突然神様がやってきて「俺を人間にしろ」との命令を受け、

人間にする方法を考える以前に、

まずは神について知っていく必要があるわけです。

 

少しずつ神について理解していく大村ですが、

「出てけ」と何度も繰り返すと出ていく理由を問われるシーンがあります。

そして大村は「俺はゲイやねん!お前やって対象に入んねんぞ!」

 

「キモいやろ!出てけ!」

「それだけか?他には?」

 

ゲイという言葉にも全く動じず対するこの態度は、

やはり神ならではなのかもしれません。

そもそも子孫を残すという概念がないため、

男女の区別もままならない雷遊。

 

故に恋愛感情にも興味がなく、

ましてやゲイというマイノリティを知るはずもない。

だから大村がゲイという事を全く気にしなかったのです。

 

それでも大村は男性に振られていたので、

自身が持てず、今でもその男性を引きずっていたのです。

そんな大村に見かねた雷遊は大村を連れて上空まで急上昇。

 

上空から街を見下ろすと、

夜にも関わらず人間の作り上げた光が米粒のように見えます。

 

「これがこの雷遊、神からの目線だ。

人間たちからの干渉はほぼ届かん。

誰一人お前の存在を認識しないだろう。」

「俺は人ではない、

お前たちの常識など知らん。

お前の独り言を聞いてもよくわからんだろう。」

 

言い換えると、

「ここには誰もいないから、辛いことあるなら言ってみ?」ということです。

雷遊なりに気遣っての行動だったのでしょう。

神様の気の使い方って独特ですね(笑)

 

そうして大村はその男性のことを思い出す

 

「なんで男が男を好きになったらあかんのや

アカンのやったらなんで好きになってしまうん・・・

バカバカしいわ・・・」

 

「人を愛することの何がバカバカしいのだ

人間の雌雄の差異や常識もよくわからん。」

「だがお前の持った感情は愛と呼ぶものではないか?

生命にしか許されていない至宝であって卑下するものではない。

その男を愛したこと、胸を張って誇るがいい」

 

人間たちが許さないというのならば、

この雷遊が許してやろう

オオムラよ

 

かっこよすぎだなあと、

ここまでの相談役は人間にはできません。

神様に直接許しをもらうなんてこれ以上の誉れはありません。

今後同じような相談を受けたときにはフレーズ使わせて頂きます(笑)

 

単なるギャグ漫画ではなく、

時には人間以外の視点で描かれるこの漫画は、

色々つらいときに励まされることもあります。

 

ギャグシーンも他のギャグ漫画よりも面白く、

シリアスシーンではどの作品よりもしっかり決める、

そんな素晴らしい漫画ですのでぜひおすすめです!

 

 

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