ラストメンヘラー

 

手首の傷から始まった二人の関係

クラスメイトの誰も知らない場所で愛し合う

メンヘラな彼女とその彼女のため嘘をついた男の物語

 

 

人妻

 

ネタバレもありますので先に試し読みをしたい方はこちら。

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手首の傷

中原要はどこにでもいるような普通の高校生である。

普通の高校に通い、普通の教育を受け、普通に異性に興味もある。

17歳の彼らにとっては異性・つまり女が話の中心にいる。

 

 

 

「エッチして~」

「なんで?お前女いるじゃん?」

「3年間付き合ってまだヤラせてくれないんだ~

一生できない気がする・・・なんだか惑星の周りを公転してる感じ。」

「なにそれ?」

「一生距離感が変わらないってこと!」

「ああ笑」

 

 

 

こんな会話はどこにでもある。

誰しもが一度は経験するほどありふれた会話である。

 

 

 

「要は?好きな子いないの?」

「え?」

「茜ちゃんは?あの子多分お前の事好きだよ?」

 

ラストメンヘラー

 

この1週間ほど前に、要は鶴田茜に告白されていた。

普通に嬉しいし、茜の周囲への気遣いは行為に値するし、

顔も要の好きなタイプであった。

 

 

 

「・・・どうかな?」

 

 

 

そうして茜から視線をそらした。

そらしたその先にいたのは五十嵐すみれであった。

 

 

 

「五十嵐か~要の趣味はわからんw

まあでも可愛いと思うよ?でもちょっと暗いけどね」

「別にそういうわけじゃ・・・」

 

 

 

実際に五十嵐すみれが特別タイプというわけではなかった。

どちらかと言えば茜の方がタイプである。

それにすみれにはある噂があった。

 

 

 

五十嵐、リスカしてるらしいよ?

 

 

 

直接確認した人間はいないものの、どこからかそんな噂が流れている。

本人に聞けばすぐに分かる事だが、それでも聞く勇気はない。

さすがにそれを聞くことは倫理的にどうかと思うし、

それにその答えを一人で受け止める勇気はないのである。

 

 

 

放課後の秘密

 

今日の日直は鶴田茜と要だった。

教室には二人しかおらず、他のクラスメイトは皆帰宅していた。

 

 

 

「ねえ・・・あのこと、考えてくれた?」

「・・・うん。やっぱり、鶴田さんとは付き合えない」

「なんか・・・そんな気がしてた・・・

後はあたし鍵閉めとくから、さっきに出てって。」

 

 

 

言われるがまま教室を後にし、茜に対する罪悪感がこみ上げてきた。

要は悪いことは一切していない。それでも罪悪感を感じざるを得ない。

 

ラストメンヘラー

 

罪悪感を感じつつも、校舎の第一理科室へ向かう。

現在は使われていないこの教室は、ほとんどの在校生は一度も入らずに卒業する部屋である。

 

 

 

この部屋に向かい、3回ノックし一拍、そして2回のノックをした。

すると内側からかけられていた鍵が開けられ、

そこにいたのは五十嵐すみれであった。

 

 

 

「今日は遅かったのね。女の子に告白でもされた?」

「いや、別に・・・」

 

 

 

鶴田さん、ごめん。

あの時、告白された時素直に嬉しかった。

でも君じゃダメなんだ・・・

五十嵐すみれじゃないとダメだ

 

 

 

「早速始めようか」

 

 

 

その言葉を皮切りに、ふたりとも服を脱ぎだす。

要も上半身裸の状態になり誰もいない理科室で抱き合う。

要はこの瞬間、快感を感じていた。

それは単に性欲を満たせたからではない。もっと深いところで欲求を満たしていた。

 

 

 

「中原くん始めようか・・・

今日の診察・・・」

メンヘラの言うことはよくわからない・・・

 

ラストメンヘラー

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