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ムドーに支配された世界に生きる少年・ボッツの見た新しい世界

大地に突如として現れた大穴に飲み込まれ、そこで見たものとは・・・

私の愛するドラクエシリーズの中でも一番好きな作品です!

ダーマと仲間モンスターシステムが両立する唯一のシリーズ!

 

 

人妻

 

ネタバレもありますので先に試し読みをしたい方はこちら。

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ドラクエ6「幻の大地」

田舎の村ライフコッドに住む少年ボッツ。

物心ついた頃から既に両親はおらず、妹のターニアと二人暮らし。

何故両親がいないのかすら考えたこともなかった。

村の外には魔物がいるので基本的に村の中で暮らしていた。

 

 

 

スライムに対抗する力はおそらくあるものの、

村の外れで沈黙の羊を見たというものもあり、

うかつに村から出ることは死の危険と隣り合わせであった。

 

 

 

そして暖かくなった頃、

ライフコッドでは”精霊の祭り”が開かれることになっている。

この祭りではシエーナの村の職人の作った”精霊の冠”が必要になる。

毎年村の中から一人、選ばれた青年が冠を取りに行くのが恒例であった。

 

 

 

そして今年、冠を取りに行く役目を仰せつかったのは、

特に何の取り柄もないどこにでもいる少年ボッツであった。

 

 

 

町の子供達から「ボッツのダサ坊」とけなされ続ける毎日、

追いかけるも子供の逃げ足の速さにはかなわない、

そんな光景を見て笑い転げる村の青年ランドとは因縁の関係にある。

 

 

 

「おいボッツ。お前今年の冠を取りに行くらしいな?

途中でスライムに襲われて死ぬんじゃねえぞ?

そんなことになってみろ?ターニアちゃんは俺がもらうからな?」

 

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ランドは妹のターニアに惚れていた。

それは街中の人間が気づいているが、ランド本人は気づかれていないと思っている。

 

 

 

今年の精霊の祭りで精霊の役目に選ばれたのはターニアである。

ランドは「ターニアと兄弟だから」という理由で選ばれたボッツを憎んでいた。

ボッツも自分が選ばれた理由はターニアの兄であることを理解していた。

何の取り柄もない自分がまさかこんな大役に選ばれるとは思っていなかった。

 

 

 

誰にも言われたくない事を言われたので気分を害したものの、

大きく言い返せるわけでもなく、村長の家に向かうボッツ。

 

 

 

ガチャ・・・

 

 

 

「おお来たかボッツよ。」

「はい」

「それでは今年の冠を取りに行ってもらうが、

手順は既に頭に入っているかな?」

「はい・・・あの、本当に俺で・・・」

 

 

「ボッツよ。君は何のために走るのだ?」

「えっ?」

「毎日誰も見ていないところで走っているだろう?

あれは何のためだ?」

「・・・僕はただ、強くなりたい・・・

誰かを守れるくらい、強くなりたいから・・・」

「プフッ」

 

 

 

村長の孫娘のジュディが吹き出していた。

この話が馬鹿にされるのはわかっていた。

だからこそ人前でこの話をすることは避けてきたのだ。

しかし村長は毎日走るボッツの姿を見てきた。

 

 

 

「うむ。だからこそボッツ。君に任せたい。

行ってくれるな?君ならできるはずだ。」

「・・・はい・・・」

 

 

 

こうしてボッツは山を越え、険しい崖を越え、

シエーナの村に向かう準備をするのだった。

 

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ボッツの出発の日、

村中の人(ランドを除く)がボッツの門出を応援し、

また若者が一人村から巣立っていくのを見届けていた。

 

 

 

大人たちにすると毎年一人旅立つ若者を見送る儀式でもあり、

不安でもあるが、将来への期待も含まれる儀式であった。

 

 

 

目標のシエーナはライフコッドから南にある険しい崖を降り立ち、

しばらく南に進んだ平地にある小さな村である。

しばしばバザーが開催されるターミナルであり、

ライフコッドの民芸品である絹織物と冠を交換することがボッツの使命である。

 

 

 

崖を下る途中でスライムの大群に襲われ、マンドラゴラとダンス勝負をし、

なんとか崖を降りることに成功したボッツは、

村を出る前とは明らかに違う自信を兼ね備えていた。

 

 

 

そしてシエーナに到着し、どこが一番高く絹織物を買ってくれるか、

最高値を付けてくれる店を探していた。

毎年の恒例らしきドガとボガ兄弟の競売競争に巻きこまれ、

時間はかかったものの、かなりの高値で絹織物を売却することができた。

 

 

 

そして大金を持って冠職人ビルデの家に向かう・・・

「すいません。ライフコッドから冠を貰いにきたんですが・・・」

「ああ、すみません・・・ビルデは今この村から東に冠の材料を探しに行ってまして・・・」

「いつ頃戻られますか?」

「実は2日前に出てから戻っていなくて、もしかしたら何かに手間取っているかもしれません。」

 

 

 

そうしてビルデの後を追い、大量の薬草を買い込み、

ビルデを追い、シエーナの西へ向かう。

 

 

 

途中シールドこぞうの大群に襲われ何度も瀕死になり、

なんとか回復したところでオニオーンの大群に襲われ絶命しかけるボッツ。

しかしなんとしても妹の晴れ舞台を邪魔するわけにはいかない、

やっとの思いでその場を逃げ出しビルデを探す。

 

 

 

オーイ・・・

 

 

 

誰かの声がする・・・

やや遠くから聞こえるその声は魔物ではなく、

明らかに人間の声だった。その声のする方へ進む。

 

 

 

オーイ・・・

誰かいないかー!

助けてくれ-!

 

 

 

この声の主はビルデだ!

なぜだかボッツはそう確信した。

そしてその声のする方へ一心不乱に駆け寄った。

 

 

 

するとそこに広がっていた光景はにわかに信じられないものだった。

広大な大地に突然巨大な大穴が広がっていた。

ビルデはその大穴に落ちかけていたのである。

 

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しかしそれよりもボッツが驚いたことは、

その大穴の中に、もう一つの世界が広がっていたことである。

穴から下を覗くと、大海原が広がり、さらに陸地が存在している。

 

 

 

よく見ると街のようなもの見える。

今自分の見ている世界が確かなものなのかどうか、

ボッツには既にわからなくなっていた。

 

 

 

「お~い青年!助けてくれ!頼む!この”崖”に落ちそうなんだ!」

「崖?どう見ても穴なんだけど・・・

とにかくビルデさんを助けないと・・・」

 

 

 

そうしてボッツはビルデに手を貸し、やっとの思いで安全に引き上げることができた。

 

 

 

「ふー・・・助かったぞ若者!ありがとう!」

「いえ・・・そんなことは・・・あなたがビルデさん・・・」

 

 

 

話をしようとしたその瞬間、

後ろから沈黙の羊が現れ、ボッツに向かって突進してきた!

ボッツはビルデをかばい、そのまま大穴に落ちてしまった。

 

 

 

ボッツは嫌な浮遊感を感じていたが、

自分が”どこ”から”どこ”に向かって落ちているのかを考えていた。

しかしとにかくこの状況はまずい・・・死ぬ!

妹ターニアのことを思いながらボッツはどこかへと落ちていく・・・

 

 

 

・・・

 

 

 

ボッツの体は大地に落ちる直前、

突如として落下のスピードが遅くなり、無傷でどこかへと降り立った。

 

 

 

ボッツは生きている。

たしかに大地を踏みしめている。

 

 

 

しかしここはどこだ・・・

確か大地に大きな穴が空いていて、そこから落ちてきたらまた大地がある?

全く状況の分からないボッツはとにかく歩き出すのであった・・・

 

 

 

この2つの大地の存在が世界の真実が秘められていることに、

この時はまだ気づいていなかったのだ・・・

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