トリニティセブン

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ある日普通の少年が魔道士になった。

しかしその経緯は簡単なものではなく、

大切な人と引き換えに魔導の力を得たのであった・・・

 

 

人妻

 

ネタバレもありますので先に試し読みをしたい方はこちら。

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トリニティセブンのネタバレ

 

むにゅ・・

 

 

何やら柔らかい感触を感じた。

目をこすってしっかり対象物を見ると、

それは幼馴染の聖(ひじり)の胸であった。

 

 

普段目で見ているよりもはるかに大きく、

手がめり込む感触は天下一品の大きさであった。

 

 

 

「ああ、聖か。おはよう、朝食か?」

「朝食か、じゃないです!」

 

 

 

そうして朝からラッキースケベにより不機嫌になる聖。

終始怒ったような顔で朝食を食べ続ける聖。

 

 

 

「なんだよ、まだ怒ってんのかよ」

「何か私に言うことはありませんか?」

「ん、少し大きくなったな、とか?」

「違います!」

 

 

 

そしてどうしようもないので、懐からあるものを取り出した。

「この絵を書いてくれた頃は素直な可愛い子だったのに・・・」

 

 

 

昔子供の頃に聖が書いてくれた絵を今でも携帯しているのはこういう時に備えてのことだった。

傍から見たらだいぶ気持ちが悪いが、それでも携帯する理由がある。

聖はこの絵の登場によりいたたまれなくなり、

先ほどまでの怒りから羞恥に代わっておどおどし始めた。

 

 

 

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主人公の春日アラタはどこにでもいる普通の高校生であり、

この巨乳は従兄弟であり幼馴染の春日聖。

聖の両親は少し前に交通事故で他界し、その結果ここで同居することになったのだ。

 

 

 

なので時折ラッキースケベが発生することもある、

素晴らしい世界なのだ。そして学校に向かい家を出る。

 

 

 

「ほらアラタさん、遅刻してしまいますよ!」

いつも通りの日々が今日も続いていく。

毎日聖も俺も普通に楽しく暮らしている。

それが毎日続くと思っていた・・・

 

 

 

「ん?」

 

 

 

アラタが空を見上げると、いつもは金色に見える太陽が金色ではない。

どす黒く、何かが周りを這いずり回っているかのようにうごめいており、

もはや球体と呼んでいいのかわからないほどにその形は歪んでいた。

 

 

 

「なんか太陽おかしくないか?」

「いつも通りじゃないですか?」

「そうか・・・」

違和感を飲み込み、そのまま学校に向かうアラタと聖。

 

 

 

そして一人の女子高生が前から歩いてくる。

制服の上からでも分かるその胸の大きさ、

そしてスカートは短く、きれいな長い足がそこから見えていた。

 

 

 

「早く目覚めなさい、春日アラタ。

そうでなければ、あなたを殺さなくてはならなくなります。」

 

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すれ違い際にとんでもない言葉をぶつけられ、

振り向いた時にはその女子生徒はもういなかった。

 

 

 

「アラタさん?」

「・・・なんでもない・・・」

 

 

 

教室に到着し、いつもどおりにクラスメイトと挨拶を交わし、

いつもどおりの教師が教室に現れ、いつもどおりつまらない授業を始める。

全てがいつも通りだ。

いつもと違うところなんて特に見当たらない。

 

 

 

それでもアラタは違和感を覚えていた。

「なぜ誰もあの黒い太陽に疑問を持たない?」

 

 

 

アラタ以外の誰もが太陽の話をしていない。

元々黒かったことが正しいように時間が過ぎていく。

 

 

 

昼休みになり、いつものように聖がアラタの文の弁当を持って教室に現れ、

クラスメイトから冷やかされながら屋上に向かう。

そこでこの世界がいつもと違う世界であるという確証を得る。

 

 

 

そこにいたのは朝の女。

アラタに向けて殺害予告をしたあの女だ。

女は階段を降りながらつぶやく。

 

 

 

「こんな黒い太陽の世界、早く消してくださいね」

この女も同じ違和感を持っている?

敵ではないのか・・・?

 

 

 

・・・

 

 

 

放課後になり、一人屋上に寝そべり黒い太陽を見ていた。

やはりこの世界は何かがおかしい。あの女は一体誰だ?

アラタの日常は既に崩壊しているのかもしれない・・・?

 

 

 

「こんなところにいたんですか?」

「・・・聖。やっぱこんなに太陽も月も黒くなかっただろ?

俺の記憶とは絶対に違うんだ・・・」

「太陽も月もずっと前から黒ですよ。

アラタさんが生まれた時も生まれる前も・・・」

この言葉を聞いてアラタの違和感が確信に変わった。

 

 

 

「・・・お前、本当に聖か?」

「なっ何言ってるんですか!そうですよ!聖です!」

「じゃあ太陽は何色だ?」

「そんなの黒に決まって・・・」

「嘘だ」

 

 

 

そう言ってアラタは懐に忍ばせていた一枚の絵を取り出した。

その絵は昔聖がアラタに書いてくれたものだ。

絵の中には赤いクレヨンで書かれた太陽が輝いている。

 

 

 

「聖は俺に嘘なんかつかない!

お前は聖じゃない!本物の聖はどこにいる?」

「はっはっは!そうかそうかこれは盲点だった!

お前今流行の誘い受け男子じゃなかったんだな!」

 

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聖の口調が突然変わり、明らかに別人のものになっている。

やはり聖のように見える人物は聖ではないようだ。

そしてその瞬間、なにかが聖に向かって飛んできた。

 

 

 

「いきなりずいぶんなご挨拶だな魔道士!」

その何かが飛んできた方向を見ると先ほどの女が立っていた。

 

 

 

「やっと正体を表しましたね改竄者!」

そして聖?が指を鳴らすと、本当の世界が見えた。

学校の窓ガラスは割れ、校庭は一部が隆起し、

近隣の家もことごとく破壊され、人の気配がない。

 

 

 

「これが元々お前の住んでいた世界だ」

全く事態が飲み込めないアラタに女が説明を加える。

 

 

 

「3日ほど前です。この地域一帯で大規模の重力振動が観測されました。

一つだけわかっていることは、この街全体が飲み込まれたということです。

私はその原因を突き止めるためにこの街に派遣されました。

そしたらそこには街があって・・・」

 

 

 

アラタはすべてを思い出した。

 

 

 

あの日突然大きな地震が起きて、

町の人も家も全てが暗闇に飲み込まれて空には黒い太陽があって

そして聖が最後に本みたいなものをくれたこと

 

 

 

「お願いアラタさんをまもってあげて!

そしてアラタさん、私の事忘れないでいてくださいね!」

そう言って聖もどこかに消えていったこと。

そして「俺の願いを叶えんなら今すぐ日常を返しやがれ!」と叫んだ。

そしてこの世界が作られたこと、

アラタはすべてを思い出した。

 

 

 

ということはここにいる聖はやはり本物ではない。

聖のくれた魔導書そのものであり、アラタの願いを叶えた張本人である。

「選択しなさい春日アラタ。」

 

一つは今すぐこの作られた世界を魔導書に解除させること

そうすれば平和に生きていけることを約束します。

ただし春日聖の記憶は消去させてもらいます。

もう一つ、

魔導書を渡さないのであればここで死んでもらう

何よりこの世界を作ったのはあなたなのだから

 

 

生きていたかったら全て忘れろ、そう言われている気がした。

これまで生きてきた過去全てを忘れることなんてしたくない。

両親も友達も、俺を生かしてくれた聖のことも、

すべて忘れるなんてそんなことできるはずがない!

 

 

 

「なあ、聖は生きてるのか?」

「生きてるぜ!私の体はあの娘の投影だからな!

この次元ではないとしても、どこかで生きているのは間違いないぜ!」

 

 

 

「決めた。魔導書は渡さない。

だけど俺も死にやしない。第3の選択だ。」

 

 

 

この世界をもとに戻せば聖のことを忘れてしまう。

そんなことは決してできない。

しかし魔導書を渡すこともできない。

聖が生きていると知った今、会うこともできるはずだ。

 

 

 

そしてアラタの選んだ新しい道、

それは魔道士として修行を積み、聖と再会することだった。

世界を作り出すなんてことができるんなら、聖と会うくらい簡単だ!

アラタは壊れた世界にあっても希望を失わず、

聖と再会するため、新しい選択を選んだのであった・・・

 

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