幽乃町1/2丁目探偵事務所

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インチキ除霊師と変人霊媒師に囲まれた幽乃町

この町では日々霊的なものが絡む事件が多発している

視える女子高生・天白十和がオカルティックな事件を解決していく!

 

 

人妻

 

ネタバレもありますので先に試し読みをしたい方はこちら。

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幽乃町1/2丁目探偵事務所のネタバレ

 

あなたは霊に取りつかれています!

 

街の片隅で黒いローブに身を包んだ50代の女性が、

客である若い女性に対してそう言い放った。

 

 

 

「またまた何を・・・」

「肩の痛みは?体調の変化は?頭痛はしませんか?

年老いた男性が視える・・・心当たりは?」

「そんなこと言われても・・・まさか父さん!」

「中肉中背・・・髪は少し薄くなかった?」

「え、ええ・・・薄かったわね。」

「メガネはして・・・」

「無かったわ!」

「間違いない!あなたのお父様があなたの肩に!」

 

 

 

・・・

 

 

お父様?

あの女性に取り付いているのは女性だろ?

大体の男は中肉中背だし、年取ればある程度髪も薄くなるでしょ。

またインチキ占い師か・・・あいつなんにも視えてないな・・・

 

 

 

女性のは以後には口から血を垂らした女性の霊体がついていた。

そして今にも襲いかかろうとしたその瞬間、

この占いを見ていた女子高生が突然カバンを女性の後頭部にフルスイング。

そして憑依は取り除かれ、向こうに飛んでいった後に霊体が消えた。

 

 

 

この占い師とお客の女性からしたら何が起こったかわからない。

見知らぬ女子高生がカバンをフルスイングしてきただけなのだから。

ヤバイ子が来た・・・占い師と客の女性はそう思った。

 

 

 

「す・・・すいません!大きな虫がいたんです!」

「まあそうなの!ありがとうねえ!」

「いえ、見ないふりすることも視えるふりしてる人も苦手なだけですから!」

 

 

 

この女子高生・天白十和は生まれつき霊が見える体質なのだ。

望んでこの力を得たわけではないが、それでも視えてしまう。

その辺の占い師よりは遥かに克明に視えている。

 

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この幽乃町の2丁目にはこのようなインチキ占い師が多い。

だから天白は普段このあたりは通らないようにしていたのであった。

 

 

 

そして天白はこの時、

自分が生徒手帳を落としてしまったことに気がついていなかった。

またその生徒手帳を拾った人物がいたことにも気づいていなかった。

 

 

・・・

 

 

「あんたまた2丁目のインチキ占い師に関わったの!?

本当に危ないからやめなって言ってるでしょ!」

「で、でもどうしても無視ができなくて・・・」

「でもじゃない!1丁目の変人除霊師たちと2丁目のインチキ占い師たちは悪い噂しか聞かないんだよ!

危ないから関わるなって!この学校でも今怖い噂あるし・・・」

「え、どんな噂?」

「・・・教えない!」

 

 

 

友人の瑠璃は十和が視える体質であることを知っており、

毎度毎度世話を焼いてくれるありがたい存在である。

瑠璃には視る力はないが、情報提供者として、友人として必要な存在である。

 

 

 

・・・

 

 

最近この学校に一つの噂があった。

 

 

 

“顔無し女”

それがこの噂のタイトルである。

放課後女子トイレで鏡を見ていると、

誰も居ないはずの背後から声がする。

 

 

 

「その顔、好きなの?」

 

 

 

そして鏡の中に現れたその女は指を女子生徒の顔に這わせ、

どこか一箇所に傷をつけ、そして消える。

その女に頭部がないことから”顔無し女”と呼ばれている。

 

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この事件のことを瑠璃は十和に言わなかった。

十和は正義感の強いため、噂を聞きつければきっと解決のため行動を起こすだろう。

そうなれば十和に危険が及ぶことを瑠璃はわかっていた。

だから瑠璃は言わなかった。

 

 

・・・

 

 

生徒手帳をなくしたことに気がついた十和は、

記憶の及ぶ範囲を捜索し、手帳のある場所を推測する。

するとやはり朝の占い師のいたあたりが怪しい。

と言うかあのへんしか考えられない・・・

 

 

 

インチキ占い師に顔と名前が割れるというのは危機的状態であり、

なんとしても十和は生徒手帳を取り戻さなかければいけなかった。

瑠璃からは行くなと言われていたが、それでも生徒手帳のために1丁目へと向かう

 

 

 

すると1丁目と2丁目のちょうど中間にある路地にて、

何やら二人の人物が言い争っているのが聞こえた。

 

 

 

「・・・お前に仕事をくれてやってるのもお前の先代に借りがあるからだ!

もう十分借りは返しただろう!とっとと出てけ!」

「いやいや!まじで頼むって!おい!」

 

 

 

1丁目と2丁目では暴力事件も度々発生しているので

巻き込まれたくない十和はこの街に来たことを後悔し、

出来る限り平穏にこの場を乗り切るため、必死に存在感を消した。

 

 

 

「あーお前朝の女だろ!」

先ほど言い争いをしていた一人の男が路地から現れ、

天白に向かって声をかけた。

 

 

 

「見てたんだよ俺。お前おもしれーなー!

霊が視えるなんて・・・ちょうどよかった。

お前、俺の助手になれよ」

 

 

 

こうして誰ともわからない男に声をかけられた天白十和。

この男との出会いがきっかけで、天白の行く末は大きく変わっていくのであった・・・

 

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