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隣町のカタストロフを読んでみる

 

5月28日 午前12時12分 この瞬間全てが狂った

地面と空が転換してしまったのだ。大地は空に、空は大地に・・・

超常現象に直面した時、人はどのような行動を取るのだろうか・・・

 

 

 

隣町のカタストロフのネタバレ

 

「史弥・・・ご飯置いとくね。」

 

 

年老いた母親が食事を作り、部屋の前にそれを置く。

史弥は高校を卒業してからと言うものずっと引きこもっている。

外の世界と接することはほとんどなくなっていた。

 

 

 

史弥はもともと高校時代野球部に所属しており、

エースピッチャーとして世間を騒がせていた程の腕前であった。

 

 

 

当時史弥は最後の試合を間近に控えとても緊張していた。

そんな中、史弥に勇気をくれたのは今も昔も史弥の向かいの家に住む幼馴染の千里。

他の誰にも弱音を吐けない史弥は、千里にだけその心中を話した。

 

 

 

「気合もすげーはいってるけど、結構プレッシャーもでかくて、

ちょっと寝不足気味かな・・・」

「私ね、緊張したときとかによくやるおまじないみたいなものがあって、

目を閉じて大きく息を吸って、5秒位息を止めるの。

リラックスできるから試しにやってみて!」

 

 

 

夏の大会第一試合、7回裏ツーアウトツーストライク、

あと一本抑えれば史弥のチームの勝利となる。

 

 

 

当然のように緊張してきた史弥は、

千里から貰ったアドバイスを実践した史弥は見事なストライクを決め勝利を果たす。

この時空回りは史弥を見る目を変え、

名選手を見るような目で史弥を見始めた。

親や教師、チームメイト、そして千里も・・・

 

 

 

「史弥!大活躍じゃん!明日の試合頑張ってね!」

「調子いいのは千里のおかげだよ!本当ありがとな!」

「あのね、史弥。明日の試合が終わった後もしよかったら、

少し時間くれないかな?無理だったらいいの。でも、私待ってるからね!」

 

 

 

明日試合の後、待ってるからね・・・

 

 

この言葉が史弥の中で何度も反響し、

何度も何度も何度も何度も・・・

そして史弥が気づいた時には相手チームにホームランを打たれていた。

試合終了の挨拶を済ませ、チームメイトの目を見ることができない。

 

 

 

「寺島!お前のせいで負けたんだからな!

お前はいつもツメが甘いんだよ!

大事なところで集中力切らしてんじゃねーよ!

これで俺らの夏は終わりだ!同責任取るんだ!」

 

 

 

「おい藤巻やめとけよ。」

「いいやまだまだ言い足りねえ!

自覚しろよ!お前なんか何の才能もねえんだ!

お前の人生の頂点はたった今終了したから!

お前はこの先何やってもダメだから!俺が断言してやる!」

 

 

 

その日の帰り道、千里の待つ公園の横を通りかかり、

誰かを待つ千里の姿を見かけたもののそんな気分ではない。

千里の姿を横目に自宅へと戻る史弥。

 

 

 

あれから4年、悔しいけど藤巻に言われたとおりになってしまった。

今でも千里は向かいの家に住んでいるが、もう4年間あっていない。

自分は引きこもりだし、もう千里に会うことはできない。

あの時公園に行ってれば、もしかしたらこうはならなかったかもな・・・

 

 

 

そしてカーテンを閉め、ベッドに横になる。

すべてを忘れるため目をつぶる・・・

 

 

 

ふいに体が宙に浮くような感覚に襲われ、

ベッドが部屋の中に浮いていたのを目撃したのを最後に、

ガン!という大きな音とともに史弥は気を失った。

 

 

 

・・・

 

 

 

数分の間意識を失っていたのだろう。

目を開けてみると何かがおかしい。

 

 

 

ベッドや本棚、机が部屋の中に散乱している。

それに史弥の部屋の床はフローリングだったはずなのに、

何故か木目の入った木造の素材になっている。

 

 

 

まさかと思い、史弥は部屋の窓を開けてみた。

地面と天がひっくり返っていた。

 

 

 

先ほどまで地面だと思っていた床が天となり、

空だと思っていた点が地面となっていたのである。

空に向かって地面が落ちていく、そんなところだ。

 

 

 

既に車や植木、自転車など地面にあった物体は空に向かって落ちている。

土台でしっかり固定された家だけがかろうじて地面に残っている。

 

 

 

とりあえず現状を理解した史弥は我に返り、

母の安否を確かめに数年ぶりに部屋を出る。

そこで見たものは、冷蔵庫に押しつぶされて死んでる母の姿だった。

 

 

グググググ・・・・

 

 

 

普段聞くことのない音がしてきた。

史弥の家の向かいにある家の土台部分が剥がれている。

誰がどう見ても限界、時期に空に向かって落ちていくのは間違いないだろう。

 

 

 

千里ーーーーー!!!

 

 

 

久しぶりに声を出したためうまく声が出ない。

 

 

 

千里ーーーーー!!!!

 

 

再度声を出してみた。さっきよりは大きな声が出た。

 

 

 

「史弥!」

窓から千里が顔を出した。

 

 

 

「千里!落ち着くんだ!」

「上と下が逆さまに・・・どうしてこんなことになってるの!

家が落っこっちゃう!助けて史弥!」

 

 

 

数年ぶりに言葉をかわす史弥と千里。

過去の遺恨は今となってはどうでもいい。

非常事態には理由の調査よりもまず現状の打開が必要。

それはわかっているけど、どうしたらいい?

 

 

 

目の前には好きだった女の子。

その子の家が落ちそうになっている。

だとしたらすることは一つ。

救出・・・

そうして千里の救出のため、行動に出るのであった。

 

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